傷害保険とは
傷害保険とは、ケガを保障するための保険のことです。
具体例を挙げると、被保険者が事故によりケガをしたり、事故により死亡してしまった場合に保障される保険のことです。
傷害保険は、突発的な事故などによる傷害を保障するための保険なので、病気による障害や死亡の場合は、傷害保険の対象外となります。
日常生活で起こった事故によるケガなどを保障するための一般的な傷害保険を、普通傷害保険といいます。
また、保障範囲が限定されている傷害保険(旅行傷害保険や交通事故傷害保険など)や、被保険者が限定されている傷害保険(家族傷害保険や学生傷害保険など)があります。
傷害保険によって受け取ることができる主な保険金の種類は、以下の通りです。
●死亡保険金
●後遺障害保険金
●入院保険金
●通院保険金
●手術保険金
●賠償責任保険金
また、傷害保険は生命保険とは違い、保険料は被保険者の仕事の危険度に応じて設定されています。
●1級職
営業や事務など危険度が低い場所で働いている人
●2級職
守衛など比較的安全と思われる場所で働いている人
●3級職
工事現場など危険度の高い場所で働いている人
3級職の人の方が、1級職の人よりも保険料が高額になります。
傷害保険契約を結んでいる人で職業内容が変化した場合は、速やかに保険会社に連絡し、保険料の変更手続きを行う必要があります。
また、傷害保険は生命保険を主契約として、傷害特約という形で販売されていることも多く、この場合は仕事内容が変わっても保険料が変動することはありません。