疫病保険とは
疾病保険とは、病気などを保障するための保険のことです。
具体的な例を挙げると、病気による入院費用や、病気による手術、病気による死亡の場合に保障されます。
疾病保険の役割をもつ契約は、本来単独では販売されず、主契約の生命保険に対する特約として追加契約されていました。
しかし保険業界の規制緩和により、現在はケガと病気の両方を保障してくれる「民間医療保険」として単独契約できるようになりました。
民間医療保険とは、国や市町村などによる強制加入の「公的医療保険」とは違い、民間の保険会社が取り扱っている任意加入の保険であり、いろいろな保険商品の種類があります。
民間医療保険は、以下の2種類に分類することができます。
●医療保障保険
医療保障保険とは、生命保険会社が販売している保険のことです。
ケガ・病気などで入院した場合は「入院給付金」、手術をした場合は「手術給付金」、高度の障害を負った場合は「高度障害給付金」、死亡した場合は「死亡給付金」が支払われます。
ケガ・病気などで通院した場合も、給付金が支払われます。
ただし、死亡保障については小額の契約が多いです。
●医療費用保険
医療費用保険とは、損害保険会社が販売している保険のことです。
公的医療保険の給付額を超える費用が必要な場合に、その超過分を補うことができる保険です。
差額ベッド代、付添い費用、交通費、自己負担治療費、食事療養費などを補うことができます。
ただし、死亡保障はありません。