養老保険とは

養老保険とは、残された家族への金銭的な保障ができる「死亡保障」と、老後の資金として利用できる「貯蓄」を同時に兼ね備えた保険のことです。

養老保険は、死亡保険と生存保険の目的を組み合わせた生死混合保険の代表的なものといえます。

養老保険の特徴には、以下のようなものがあります。

●保険期間中に被保険者が死亡したときの死亡保険金と、満期日まで生存していたときの満期保険金が同額である。

●契約期間の途中で解約すると、解約返戻金を受け取ることができる。ただし、満期に近い段階での解約でないと、保険料の支払い総額よりも少額の解約返戻金となる。

●貯蓄性のある保険のため、保険料は掛け捨ての契約よりも高額となっている。

養老保険は予定利率が高い人気の保険商品でしたが、最近では低金利のため利率も低くなり、契約者数が減少しています。

また、養老保険には定期付き養老保険という契約があります。

定期付き養老保険とは、主契約が養老保険、特約が定期保険となる契約のことです。

養老保険の契約期間と、定期保険の契約期間を別々に設定することができるため、定期保険を特約につけることにより、一定期間の死亡保障を充実させることができます。

定期保険期間中に被保険者が死亡した場合は、養老保険の死亡保険金(満期保険金と同額)と、定期保険の死亡保険金を合計した保険金が支払われます。

定期保険の満期時にはその保険料は掛け捨てとなりますが、子どもが小さいときなど、ある期間のみ遺族保障を高額にしたい場合などに利用できます。

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