生命保険・一時払い型保険とは

一時払い型保険とは、毎月少しずつ保険料を払うのではなく、まとまった資金を一括して、保険料として支払うものです。

金融業界では団塊世代の退職金をめぐり、いろいろな戦略が打ち出されています。
保険業界でも中高年層をターゲットとした保険商品に力を入れるようになりました。

今、とくに注目されているのが一括して保険料を払い込む「一時払い型保険」であり、保険料の全額を契約時に支払うというものです。

一時払い型保険は、一定期間を経て保険金や年金を受け取る、という保険商品であり、先にまとまった保険料を払うので、毎月払い込むよりも受け取りの金額の割合が増えます。

貯蓄性が高く、比較的安全な運用策として注目を集めており、年々販売額が増加しています。

この先、ゼロ金利解除により予定利率が高くなるとあって、これも人気の要因であるといわれています。
ゼロ金利が解除になることにより、消費者が金利動向や資金の運用環境に敏感になりつつあります。

将来に使うお金は、多少のリスクがあっても良いと考える消費者も増加しています。

大切な退職金をどのように有効活用するのか、じっくりと考えることが大切です。

ただし、一時払い型保険はあらかじめ決められている予定利率によって、将来の受け取り額が変化するものであり、受け取る際には手数料などが引かれます。

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