保険代理店とは

保険代理店とは、保険会社から委託を受けた保険募集代理店のことです。

保険の代理店は、保険契約者と保険契約を結ぶことができる・できないという権限によって、以下の2種類に分けることができます。

●締約代理商(ていやくだいりしょう)
締約代理商とは、主に損害保険に多くみられる委託方法で、保険会社の代理人として保険契約者に対して保険契約を結ぶことができる代理店のことです。

締約代理商は、保険契約の締結権限のほかに、契約者から重要事項の告知を受けることができる告知受領権、保険契約を変更することができる契約変更権があります。

●媒介代理商(ばいかいだいりしょう)
媒介代理商とは、主に生命保険に多くみられる委託方法で、保険会社の代理人としての権限はなく、保険契約者に保険商品を紹介し、保険会社との仲介をするだけの代理店のことです。

媒介代理商は、契約の締結権限および告知受領権がないため、保険の加入申し込み書や初回保険料の受領権限のみを有しています。

また、保険代理店だけではなく、1995年の保険業法改正により保険ブローカーという保険仲立人制度が開始されました。

保険ブローカーは、ひとつの証券会社の専属ではなく、いろいろな保険会社の保険商品を取り扱っています。

保険に加入したい人は、保険ブローカーの意見を聞き、自分に最適な保険商品を探すことができます。

保険ブローカーは、保険契約者にとって最も有利なアドバイスをする義務があり、保険契約者側の立場で保険加入の仲介をします。

保険ブローカーは契約者が契約した保険会社に通達し、報酬を受け取ることになります。

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