搭乗者障害保険とは
搭乗者障害保険とは、自動車に乗っているすべての人が対象となる保険のことです。
搭乗者障害保険は、保険契約した自動車に乗っていた人が事故で死亡、あるいは、傷害を負った場合に保険金が支払われ、さらにドライバー本人も対象となります。
契約した自動車(被保険自動車)に乗るのは、契約者やその家族・知人らが多いといえます。
したがって、搭乗者障害保険というのは事故が起こったとき、被害者やその相続人に対して保険金を支払い、保護することが目的とされています。
もしも、自動車事故を起こしてしまった場合、搭乗者障害保険は、他の保険とは別に保険金が支払われます。
つまり、「他の保険から給付を受けたとき」あるいは「事故相手から損害賠償金をもらっていたとき」でも、搭乗者傷害保険から補償を受けることができるということです。
さらに、搭乗者障害保険を使い保険金を請求したとしても、等級が下がることはないので、安心して請求しましょう。
搭乗者障害保険から支払われる保険金は、以下の通りです。
●死亡時・・・死亡保険金
●後遺障害時・・・後遺障害保険金、重度後遺障害保険金(重度後遺障害により介護を要すると認められた場合)、チャイルドシート特別保険金(チャイルドシートを装着している6歳未満の幼児が後遺傷害を被った場合)
●障害時・・・医療保険金(部位・症状別払または日数払)
●シートベルト装着中の事故の場合・・・シートベルト装着者特別保険金
搭乗者障害保険は他車との事故に限らず、自分の車で自分で起こしたケガについても対象となります。