マンション保険(団地保険)とは

マンション保険とは、別名「団地保険」とも言われています。

マンション保険(団地保険)とは、賃貸マンション(公団・アパートなど含む)にお住まいの方または分譲マンションの区分所有者のための総合的な保険のことです。

「私は賃貸マンションだから、何かあったら修繕費は大家さんが補償してくれるから大丈夫」と思っている方もいらっしゃるでしょう。

分譲マンションであれ、賃貸マンションであれ、公団住宅であれ、「自分には無関係」「なんとかなる」という思っていると、思わぬ落とし穴にはまってしまうかもしれません。

マンション保険(団地保険)に加入する際、賃貸マンションに住んでいる人は「家財」を、分譲マンションを所有している方は「家財」と「建物」について契約するとよいでしょう。

マンション保険(団地保険)の対象については以下の通りです。

●鉄筋コンクリートなどの耐火構造の集合住宅
●家財のうち1個または1組の価額が30万円をこえる貴金属・美術品等は申込書に明記することが必要
●住宅金融公庫等から融資を受けている住宅建物については、「建物」の保険対象とならない場合がある。ただし、「家財」は契約可能。

マンション保険(団地保険)の補償内容は、
火災、落雷、風災、爆発、飛来、水漏れ、騒じょう、盗難、持ち出し家財の損害
についてです。

地震による損害は、特約で契約を付帯する必要があります。

また、階下の世帯に対して水漏れを起こしてしまった場合の「他人への賠償事故」や、賃貸住宅の場合にはボヤを起こしてしまった場合など「家主さんへの賠償事故」に対する補償も、特約にて付帯することができます。

賃貸住宅にお住まいの方は、自分自身でどのような保険契約が必要かを考えて契約しなくてはいけません。

分譲マンションにお住まいの方であれば、マンションの管理組合が契約している保険があるかもしれませんので、その場合はしっかり補償内容を確認してください。

保険会社によって、基本契約や特約に違いがありますので、しっかりとマンション保険(団地保険)の補償内容を確認後、契約することをおすすめします。

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