生存保険とは
生存保険とは、被保険者が保険期間の満了日までの一定の期間、生存していた場合に保険金が支払われる保険のことです。
契約期間の途中で被保険者が死亡してしまった場合は、保険料は掛け捨てとなり死亡保障は本来ならばありません。
しかし、現在では保険商品として販売するために、ある程度の死亡給付金を受け取ることができるようになっています。
生存保険の主な種類としては、以下の保険商品が挙げられます。
●こども保険
こども保険とは、親の死亡保険と子どもの生存保険の目的を合わせ持った保険のことです。
保険契約者は親、被保険者は子供となっています。
子どもが保険期間満了日まで生存していた場合は、満期保険金を受け取ることができます。
もしも、保険期間中に子どもが死亡してしまった場合は、死亡給付金を親が受け取ることになります。
また、保険期間中に親が死亡または高度の障害を負ってしまった場合、それ以降の保険料は免除され、さらに満期日までの養育年金が支払われることになります。
こども保険は、途中で祝い金がもらえる契約もあり、こどもの入学や進学などの成長に合わせて学費の貯蓄にも利用できます。
●貯蓄保険
貯蓄保険とは、保険期間が5~7年と比較的短い保険で、貯蓄を目的とされることが多い保険です。
保険満了日まで生存していた場合は、満期保険金を受け取ることができます。
貯蓄保険は、医師の診査なしで加入することができますが、死亡した場合は払い済み保険料に応じて死亡給付金が支払わることになり、金額は多くはありません。
災害または特定感染症で死亡した場合、満期保険金と同じかまたはそれより多い災害死亡保険金がおります。
貯蓄保険の保険料は、年齢に関係なく保険料が計算されています。